
DQ4で初登場した兜。
ほとんどの作品でかわのぼうしの1ランク上に位置している。また守備力の割に安いのも利点。
主に戦士系キャラしか装備できないが、てつかぶとまでのつなぎとして割と重要な一品である。
公式ガイドブックでは当初、木でできたヘルメットに彫刻を施したデザインだった。
DQ7(並びにリメイク版DQ4)以降は、丸太をそのままくり抜いて帽子のような形にでっちあげたとでもいうような無骨なデザインに変更されている。
かっこよさの概念が登場するDQ6~DQ7ではかっこよさに大きなマイナス補正がかかるほどの代物である。
しかしDQ6では前述の彫刻ヘルメット型なので「何故ここまでかっこよさが低いのか?」と半ば疑問が持たれていた。
このことから『ファミ通』1996年2月9日号では「"きのぼうし"とは何か?」というテーマで各漫画家などが想像して描く企画が行われ、木の椅子の形をした帽子や、マリオシリーズのキノピオのような帽子説、中には「きのぼ牛」という牛の被り物説まで挙がった。
結局、「木でできた帽子をかぶっているんですよ。そりゃかっこ悪いですよ」という公式見解で落ち着いた。
リメイク版では例の不格好なデザインに変更されたので、このかっこよさの低さにも納得行くようになった。