DRAGON QUEST Wiki

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ニンテンドーDSの一部ソフトやニンテンドー3DS本体に搭載されている機能。

本体のワイヤレス通信が自動で働くことですれちがうほどの短時間に、プレイヤーが自覚していなくても、ゲーム機がかばんなどに入っていても自動的に通信が成立するシステム。

DSソフトでは対応ゲームを立ち上げてすれちがい待機状態にしておく必要があるが、3DSではハードに情報を登録しておけば電源を入れているだけですれちがいによるデータ交換が可能。
ただし3DSでDSソフトを起動している間は3DSソフトのすれちがい通信は機能しないので、DSと3DSの両方のソフトのすれちがい通信を楽しむ場合は「DSソフトを起動してすれちがい待機状態にしたDS」と「3DSソフトを登録し、DSソフトを起動していない3DS」の2台を同時に持ち歩く必要がある。
併走する電車間やドライブ中の対向車線などのスピードですれちがっても通信が成立することがある。

ちなみに「すれちがい」はひらがなで書くのが任天堂の公式表記。

DQシリーズで最初に搭載されたのはDQMJでのすれちがい対戦。

以降はDS版DQ4の移民システム、DS版DQ5の名産品システムでも採用されたがあまり話題にならず、しかもこれらの要素はすれちがい通信なしでも自力で最終段階まで進めることができた。

しかしDQ9においては爆発的な人気を獲得。
その人気たるやかのギネスに載り、ヨドバシカメラAkibaなどにDQ9のすれちがい通信のためだけに専用フロアが作られたほどで、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』でも取り上げられた。
その影響もあって、その後3DSの時代になってもヨドバシAkiba店頭はすれちがい通信やマルチプレイの場のメッカとなっていた。
店頭のガラス窓やベンチにラッピングされている広告もその時点で最新のDQシリーズの物を使っている。

が、どんなものにも流行り廃りがあるのが世の常。 

対応ゲームが発売されてからしばらくはすれちがい通信が盛況したが、人口の少ない地方ほどすれちがいは困難であるほか、年月が経過するとゲーム自体の人気衰退とともにすれちがいの衰退も起こり、すれちがいによる特典を得ることが困難になっている。
すれちがい通信を搭載していないNintendo Switchが事実上の後継機となった今ではDS・3DSともソフトの新規発売は終了し、全国に設置されていたニンテンドー3DSステーションなどのすれちがい通信中継所も2018年3月28日10:00で終了。
今後は街中でのすれちがいは非常に困難になっていくだろう。
どうしてもすれちがいたければ、本体と対応ソフトを複数用意してセルフでやるといい。

すれちがうことより伝統のメッセージを残す方が重視されたのか、一部の作品は「このまま電源をお切りください。」と何故か3DS本体の電源を切ることを促す。
真に受けて電源を切ってしまうとすれちがいが成立しなくなってしまうので注意。