『ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン』(ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコのだいぼうけんツー ふしぎのダンジョン)は『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』の続編として1999年9月15日にプレイステーション(以下PS)用ソフトとして発売されたダンジョンRPG。開発を担当したのは中村光一率いるチュンソフト。PSにおける初のドラゴンクエストシリーズ作品である。パッケージイラストは鳥山明。作曲はすぎやまこういち。なお、本作のPS版はアメリカでも2000年に"Torneko: The Last Hope"のタイトルで発売され、同時に北米において発売された唯一の『トルネコ』シリーズにもなっている。
2001年12月20日にはゲームボーイアドバンス(以下GBA)版『ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2アドバンス 不思議のダンジョン』が発売された。
概要[]
トルネコが幸せの箱を手に入れてから約半年後、店のまわりのあらゆる場所が「不思議のダンジョン」に変化してしまう。この謎を解き明かすためにトルネコが再び不思議のダンジョンに足を踏み入れていくというストーリー。
話は前作からの純粋な続編であるが、「お店システム」、「アイテム合成システム」、アイテムを入れることが出来る「壷」が導入されるなど、ゲームシステム的には1995年発売の『風来のシレン』に近くなっている。PS版の難易度は『シレン』を含めたシリーズ中でも低い部類に入るため、初心者向けと言える。
序盤は階層が浅く、戦い方の基本を学ぶスタイルのダンジョンが続く。
洞窟内のダンジョンに加えて、地上のダンジョンも登場。また町にはお金を預けることの出来る「銀行」、様々な効果のあるパンを買える「パン屋」、武器・盾を鍛えてくれる「鍛冶屋」、武器・盾同士を合成できる「合成屋」や、転職などが行える「魔法屋」、ダンジョン内にはガーゴイルの店も登場する。
前作までのターンごとのオートセーブは廃止され、ダンジョン内ではフロア間に時々出現する「中断ポイント」でのみセーブを行うようになった。なお、中断ポイントは新アイテムの「中断の巻物」で必ず出現させることも可能。
アドバンス版変更点[]
- 「分裂の壺」「すいだしの巻物」「やりなおしの巻物」といった強力なアイテムが廃止(これにともない、銀行の景品が一部変更)
- 「魔法使い」のメガンテによる取得経験値が0
- ガーゴイルが開いている店の「投げる」を利用したバグが修正
- ガーゴイルに「場所替えの杖」「バシルーラの杖」が効かない
- レアアイテムの取り方が一部変更
- 戦士の技を付けられる剣・盾が一部変更
- 前半ダンジョンの難易度が低下(持ち込み可能なアイテム個数の増加など)、後半ダンジョンの難易度が上昇
- 「ロトの剣」「魔法の剣」などの基本攻撃力が大幅に減少。ただし、与ダメージの限界が上昇したため、鍛えればPS版以上のダメージが出る
- 経験値、アイテムの値段などが変更され、上記と合わせ難易度バランスが徹底的に見直された
- 半透明マップが未実装
- スリープモードの搭載、階段ごとにセーブして中断が可能になったため、「中断の巻物」が廃止
- 通信機能を利用して、他のプレイヤーとのアイテム交換が可能
- PS版では同属同士のモンスターの色がドラゴンクエストシリーズと入れ替わっている事が多かった(ゆうれいとしにがみ、ぐんたいガニとじごくのハサミ等)が、GBA版では修正
転職システム[]
本作独自のシステムとしては「転職」が挙げられる。不思議のダンジョンクリア後、「魔法屋」を訪ねることで「戦士」と「魔法使い」になることができる。これにより、一つのダンジョンを3通りの方法で楽しめるためやり込み要素が高いが、後述する職業の性質上、一部ダンジョンは特定の職業での攻略が至難である。
戦士[]
- 「巻物」、「杖」、「指輪」を使うことが出来ない(杖と巻物は読む・振る以外の用法ならば効果を発揮できる。「聖域の巻物」を床に置く、「杖」を投げて当てるなど)。呪いを解く効果のある「シャナクの巻物」も使えないので、呪われたものを装備してしまうと神父に呪いを解いてもらうか「装備はずし」の罠で外すしかない。
- 特定の敵を連続して倒す、わざと落とし穴に落ちる、などの一定の条件を満たすことで「わざ」を覚えることが出来る。装備品により習得できる技が決まっている。一度覚えた「わざ」は忘れることはない。「わざ」は武器60種類、盾40種類の計100種類がある。
- 「わざ」は武器や盾にセットすることで使えるようになる。武器によってセットできない「わざ」がある。「わざ」は使うたびに満腹度を消費し、特に強力な「わざ」ほど満腹度の消費が大きくなる。盾の「わざ」には、セットするだけで満腹度の減少速度が増加するものもある。
- 一種類の「わざ」はその回の冒険で一種類の装備にのみセットできる。一度セットした「わざ」を別の種類の装備にセットすることはダンジョンを脱出するまで不可能となる。
- 「わざ」をセットした武器や盾は、痛恨の一撃やダメージを受ける罠に掛かると壊れることがある。再び入手するまでセットしていた「わざ」が使えなくなるという欠点があるが、呪われたものを装備したときに「わざ」をつけることでわざと破壊することも出来る。
- 「わざ」の組み合わせ次第では、レベル上げを一切せずに最下層まで到達することも可能である。
魔法使い[]
- 「武器」、「盾」、「矢」を装備することが出来ず、レベルを上げても素手による攻撃力が上昇しない。また、HPの回復速度が商人・戦士に比べて遅い。その代わりに行動による満腹度の減少がないため、飢えを気にせず行動できる。
- 最初は「メラ」と「メガンテ」しか使うことが出来ないが、レベルを上げることでランダムに呪文を覚える。呪文は全50種類あるが、一度の冒険で覚えられるのは30種類までである。
- 呪文はその回の冒険でのみ使用でき、ダンジョンを脱出すると全て忘れてしまい、次の冒険ではまた覚えなおす必要がある。一度でも習得したことのある呪文は「スペルブック」と言う巻物に書き込んで無限に使用することが可能。ただし、「メガザル」の一度唱えると忘れてしまう効果は残っていて、スペルブックにメガザルを書き込んで唱えると、そのスペルブックは消滅する。
- 呪文は自身のHPを削ることで唱えることが出来る。呪文ごとに消費するHPは決まっており、自身の残りHPより消費するHPが大きい呪文を唱えることは出来ない。
- 「マホトラ」を除く攻撃呪文は、魔法系統の敵には全て1ダメージしか与えられない。また、罠や敵の特殊攻撃によりステータス異常を引き起こすとランダムに呪文を忘れてしまい、忘れた呪文は再び習得するまで使うことが出来なくなる。
- 以上の特徴から、魔法使いでの冒険は運の要素がより大きくなる上級者向けの職業と言える。序盤に「レミーラ」など重要度の高い呪文や魔法系モンスターへの対抗手段が得られなければより困難となる。
主なダンジョン概略[]
- ちょっと不思議の草原
- トルネコが最初に行くことになるダンジョン。アイテムを拾ったり階層を降りるたびにヒントをもらえる。落ちているアイテムは基本的なものばかりで、出現する敵もそれほど強くはないため初心者でもクリアするのはたやすいと言える。なお、失敗するとそのたびにネネからヒントがもらえるが、それでも失敗しつづけると「はぐれメタルの剣」、「はぐれメタルの盾」という強力な装備をくれる。持ち込みは2個まで可能。
- 屋敷のダンジョン
- 村の東側にある屋敷が不思議のダンジョン化したダンジョン。持ち込み不可。ここでは矢が多く落ちており、これを使って敵を遠距離から倒していくことを学んでいく。最下層では金庫を盗んだベビーサタンと戦うことになるが、このベビーサタンは通常のものとは違い普通に攻撃してくるが、アイテムは盗まない。なお、ベビーサタンを倒さないで階段を降りても6階のままとなる。
- お城のダンジョン
- お城の地下に広がるダンジョン。持ち込み不可。杖が多く落ちており、これをうまく使って進んでいく。攻撃を受けると分裂するスモールグールや、ワープさせてくる鬼面道士など厄介な敵が増えている。
- 墓場のダンジョン
- 村の北側にある墓場が、不思議のダンジョンと化した場所。持ち込み不可。ここでは草とパン以外のアイテムは落ちていない。呑んで使う草と投げて使う草を理解して敵を倒したり妨害しながら進んでいく。クリアするまではパン屋の青年がついてくるが、彼にはモンスターは手を出したりすることはないので、特に心配する必要はない。
- 火吹き山
- 村の外にある火山のダンジョン。持ち込みは2個まで可能(GBA版では3個)。このダンジョンから通路の視野が狭くなる、罠が設置される、持込や中断セーブが可能になるなど、不思議のダンジョンらしくなる。ここでは巻物が多く落ちており、これを駆使して先へ進んでいく。また、剣や盾も多くの種類が見られるようになり、「妖剣かまいたち」や「はぐれメタルの盾」など強力な武具が落ちていることもある。初めてクリアするまでは兵士が倒れており、「腐ったパンを食べてお腹を壊した」などと、少し間抜けな返事を聞く事が出来る。このダンジョンで現れる「フレイム」は、投げられたアイテムを燃やす性質を持ち、爆風などの火炎攻撃を受けると分裂するため、地雷がいつもより危険な罠となっている。
- 迷いの森
- 火吹き山の向こう側にある森のダンジョン。ここでも持ち込みは2個まで可能(GBA版では4個)。ダンジョン内にガーゴイルが開いている店が数多く存在する。このダンジョンでは店以外にアイテムを補充できないので、店の活用方法が攻略の鍵を握る。なお店のアイテムを泥棒することも出来るが、かなりの危険を伴うので、泥棒の際には十分な下準備が必要となる。下層では細長い道が続いたり、装備している盾を弾く骸骨剣士や装備品の修正値を下げる腐った死体などの厄介な特殊能力を持つゾンビ系モンスターが多い。
- トロ遺跡
- 村の近くにある遺跡のダンジョン。持ち込みは5個まで可能。杖が多く落ちており、これと持ち込んだアイテムを駆使して進んでいく。一度に大量のモンスターを呼び出すエビルポット、様々な効果をもつ杖を振るきとうし、一定ターン杖や巻物の効果が使えなくなる攻撃をするメイジキメラなど厄介な特殊能力を持つモンスターが多い。また、神父が初登場する。
- 不思議のダンジョン
- 今回の物語の最後のダンジョン。持ち込みは10個まで可能。階層が今までのダンジョンの倍近くあり、フロア内で出現するモンスターが部屋中に眠っている「モンスターハウス」を始め、未識別状態のアイテムが出現する。姿の見えないシャドーや遠距離から炎を吐く上にステータスの高いドラゴンなど、これまでのダンジョンでは見られなかった危険なモンスターも出現するなど、他のダンジョンに比べ難易度は高め。このダンジョンをクリアするとエンディングとなる。またクリア後は100階まで潜ることができ、「カギ」や「つるはし」を使って入ることのできる宝物部屋に強力なアイテムが眠っており、店でも強力なアイテムを売っていることが多い。
- 剣のダンジョン
- 老人の家の中庭の池に浮かぶ島から入れる、戦士だけが潜れるダンジョン。全35階。持ち込み不可。様々な種類の剣や盾が落ちており、これらを利用して技を習得していく。何度かプレイして強力な技を身につけてから臨むことが求められる。最深階では強力な指輪が入手できる。
- 魔のダンジョン
- 老人の家の中庭の池に浮かぶ島から入れる、魔法使いだけが潜れるのダンジョン。全35階。持ち込み不可。落ちているのは草や杖、回復の壷がほとんどで、魔法使いでは使えないアイテムは落ちていないが、使うことの出来る指輪も落ちていない。魔法使い専用の「スペルブック」が入手可能。最深階では強力な武器が手に入る。
- 試練の館
- 村の広場の西側に位置する館のダンジョン。鍛えた武器やアイテムを好きなだけ持ち込むことができる代わりに、特定のフロアに出現する店以外ではアイテムがほとんど落ちていない。このダンジョンのみのシステムとして、モンスターは最初は神父の姿をしていてどのモンスターか分からなくなっている。見破るにはモンスターを倒すか、このダンジョンで拾える「モンスター識別の杖」を使えばよい。1階から他のダンジョンでは15階程度に出現するモンスターが出現するため、持ち込み無しでクリアすることはまず不可能。更に下へ進んでいくとフロアのどこにいても炎を吐いてくるダースドラゴン、合成した能力を消すどくどくゾンビなどここでしか遭遇することのできない危険性の高いモンスターが数多く出現する。特にゴールデンスライムは万全な装備であってもトルネコを瀕死に陥れる「マダンテ」を使ってくる。全50階であるが、30階にある伝説のアイテム「ロトの盾」が第1目標である。なお、20階に「リレミトの巻物」が必ず落ちている。
- 井戸のダンジョン
- 試練の館の裏に隠れている人に話しかけることで入れるダンジョン(戦士・魔法使いでは断られる)。不思議のダンジョンで潜った階層に応じて選べるレベルが変化し、最大でレベル10まで選択できる。1階しか存在しないが、必ず大部屋モンスターハウスか大部屋迷路であり、最初から強いモンスターが出現する。クリアするとレベルに応じた分のゴールドと「カギ」が手に入る。
- もっと不思議のダンジョン
- 不思議のダンジョンクリア後に、ある条件を満たすと潜る事ができる。ダンジョンに入るときのグラフィックは不思議のダンジョンと同じだが、若干赤みがかっている。前作の「もっと不思議のダンジョン」と同じく、アイテム持ち込み不可、ほとんどのアイテムが未識別という高難易度のダンジョン。フロア間の中断ポイントがランダムで出現することがなく、突入時に所持している「中断の巻物」か、それを白紙の巻物に書き込むことが中断するための手段となる(そのため戦士で挑むと中断が不可能になり、不休で100階分の攻略を強いられる)。「ザキの杖」「分裂の壺」「インパスの指輪」等のここにしかないアイテムが入手できたり、能力の付いた剣・盾の多くがダンジョン内で拾えるようになっている。また、不思議のダンジョンと同様にこのダンジョンにも宝物部屋があり、強力なアイテムを入手できるようになっている。
新しいモンスター[]
前作「不思議なダンジョン」では32種類のモンスターが出現したが、今作では前作に出現したモンスターも含めて更に多くのモンスターが出現する。
また、前作では一系統に一種類のモンスターしか出現しなかったが、今作では一系統に数種類のモンスターが出現する。
- ホイミスライム
- 不規則に動き、時々「ホイミ」を使って自分と隣接する敵、トルネコのHPを25ポイント回復させる。
- テンツク
- 「さそうおどり」を踊って、しばらくの間トルネコの行動を封印する。
- エビルポット
- 複数のモンスターを一度に召喚する。
- アイアンタートル
- 攻撃力、防御力ともに高いが、2ターンに1度しか動けないモンスター。
- ぐんたいアリ
- 壁を掘り進むモンスター。隣接すると仲間を呼び寄せる。
- バーサーカー
- 2倍速で移動し、敵味方関係なく攻撃する。レベルが上がると非常に危険。壁を掘って移動することもある。
- がいこつ剣士
- トルネコの装備している盾をはじきとばしてしまう。
- フレイム
- ボディが燃え盛る炎のため、草を投げても効果が無い。また、炎の攻撃ではダメージを受けずに分裂してしまう。
- ゾンビマスター
- ゾンビ系のモンスターの墓を蘇生させる。また、トルネコが所持する杖の回数を減らしてくる。
- ゴールデンスライム
- トルネコの体力を一桁にする「マダンテ」を唱える。その分、全モンスター中最高の経験値を持っている。
- トロル
- 力を溜めて攻撃してくる。
- 殺人鬼
- 時々、痛恨の一撃をしてくる。
- ゆうれい
- 不規則な動きをして、壁をすり抜けて攻撃してくる。
- きとうし
- トルネコからある程度の距離をとり、杖の効力でトルネコに様々な効果を与えてくる。
- あくましんかん
- トルネコを操り、トルネコに勝手な行動をさせる。
- キラーマシン
- 二回攻撃をしてくる。
- ぐんたいガニ
- 特殊攻撃はしてこないが、攻撃力・防御力共に高め。
- いたずらもぐら
- とくになし
- オニオーン
- 二倍速でトルネコから逃げる。
- スライムナイト
- とくになし
- おおきづち
- 力を溜めて攻撃してくる。
- ファーラット
- トルネコと離れている時は逃げて攻撃してこないが、隣接すると攻撃してくる。
- ダンスキャロット
- 「さそうおどり」を踊って、しばらくの間トルネコの行動を封印する。
- はね仙人
- トルネコの回復を無効にさせる魔法を使ってくる。上位種の「ハエまどう」は一定時間HPを減少させる魔法を使う。
- ドッグスナイパー
- 二倍速で移動し、二回攻撃、矢を放ってくる。
- ガーゴイル
- ダンジョン内でお店を開いているが、攻撃したり泥棒したりすると襲い掛かってくる。
新しい武器・盾[]
- アイスソード
- 炎系に2倍のダメージを与えるが、氷系には1ダメージしか与えられない。
- ウインドスピアー
- 空を飛んでいる敵に2倍のダメージを与える。
- エリミネータの斧
- 装備していると、時々会心の一撃を出すことが出来るようになる武器。GBA版では「エリミネーターの斧」に名称が変更されている。
- 黄金のつるはし
- ダンジョン内の壁を掘り進むことができる特殊な武器。持っていると、フロアが変わるごとに武器を一つ手に入れることができる。泥棒用に重宝する。
- 奇跡の剣
- 敵にダメージを与えるとHPが10回復する。
- 剛剣かまいたち
- 周囲8方向に攻撃できる。
- ゾンビキラー
- ゾンビ系に2倍のダメージを与える。
- つるはし
- ダンジョン内の壁を掘り進むことができる特殊な武器。ただし壁を掘り続けていたり、物質系のモンスターを攻撃すると一撃で倒せるが、壊れてしまう。
- デスストーカの斧
- 装備していると、時々会心の一撃を出すことが出来るようになる武器。GBA版では「デスストーカーの斧」に名称が変更されている。
- デーモンバスター
- 悪魔系に2倍のダメージを与える。
- ドールクラッシャー
- ドール系に2倍のダメージを与える。
- はやぶさの剣
- 2回連続で相手を攻撃する。
- 必中の剣
- 攻撃が必ず当たるようになる。
- 封の剣
- 印の盾を装備していると、敵の特殊行動を封じられるようになる。
- ベビーフォーク
- 敵を倒すと必ずお金を落とすようになる。ただしイベントアイテム以外は落とさなくなる。
- 魔法の剣
- すべての戦士の技をセットできる。
- メタルキングの剣
- 高い攻撃力を持つ。
- 妖剣かまいたち
- 前3方向に攻撃できる。
- ライフドレイン
- 敵のHPを1にする。敵に与えた分だけ剣が強化されるが、剣の強さが+100以上になると壊れてしまう。
- ロトの剣
- 最強の攻撃力を持つ剣。
- 印の盾
- 封の剣と組み合わせることで効果がある。
- 盗みよけの盾
- 装備しているとアイテムやゴールドを盗まれなくなる盾。
- やいばの盾
- 装備していると、直接攻撃を受けた時にダメージの一部を敵に跳ね返す盾。分裂するモンスターに対しては、思わぬ苦戦を強いられることも。
- 毒の矢
- 遠くの敵に攻撃でき、当たった相手の力を下げる矢。
新しい道具[]
- ホイミの杖
- 対象のHPを回復させる魔法を出す杖。
- 場所替えの杖
- 振るとモンスターとトルネコの場所を入れ替えてしまう杖。
- 透視の指輪
- 装備するとそのフロアにあるアイテムとモンスターの位置が常にマップ上に表示される指輪。
- 中断の巻物
- 読んでから階段に入ると必ず中断ポイントが出現し、中断セーブが可能になる。
- トラマナの巻物
- 読むとそのフロアにいる間はダメージ床の上に乗ってもダメージを受けなくなる巻物。
- 白紙の巻物
- 今までに使ったことのある巻物の名前を書き込むことで、その巻物になる万能の巻物。
- 保存の壷
- アイテムを自由に出し入れすることが出来る壷。
- 変化の壷
- 中に入れたアイテムがランダムに変化する壷。
- 胃拡張の種
- 満腹度の最大値が10%上昇する。最大200%まで増大させることが可能。
- 胃縮小の種
- 満腹度の最大値が10%減少する。
- 不幸の種
- 飲むと、トルネコのレベルが1下がってしまう。モンスターに当ててもレベルを1下げることができる。ただし、レベルが下がったモンスターを倒しても、経験値は得られない。
魔法[]
トルネコが魔法使いに転職した場合のみ、HPを消費することで使用可能。HPが足りないと唱えることは出来ない。
- メラ
- 最初から覚えている呪文。正面の敵に10のダメージを与える。炎属性。消費HP2。
- メガンテ
- その階層の敵を全て倒すか、自分が倒れる。確率は5分5分。PS版では経験値が入るが、GBA版では経験値が入らない。
- メガザル
- あらかじめ唱えておくと、HPが0になっても一度だけ自動で復活する。メガンテで0になった場合は無効。唱えると忘れる。消費HP75。
- レミーラ
- レミーラの巻物と同じ効果。フロアの形、敵、アイテムの位置が分かる。消費HP5。
- マホトラ
- 正面の敵に10〜20のダメージを与え、与えたダメージ分自分のHPが回復する。魔法系統の敵にダメージを与えられる唯一の呪文。消費HP5。
- ニフラム
- 敵を一撃で倒すが、経験値は入らない。消費HP55。
- ボミオス
- 敵の行動速度が半分になる。消費HP10。
- シャナク
- 呪いを解く。魔法使いは武器・盾を装備出来ないので指輪のみ。消費HP15。
- ルーラ
- 別の部屋にワープする。消費HP20。
関連商品[]
攻略本[]
前作ではドラゴンクエストシリーズのガイドブックに倣い集英社よりの『Vジャンプブックス』とエニックスよりの『公式ガイドブック』の2冊が発売されたが、本作以降ではそれらに加えてチュンソフトより『公式パーフェクトガイド』と称して、エニックスの『公式ガイドブック』よりもさらに詳細なデータを収録したガイドブックが発売された。
- トルネコの大冒険2(PS版)
- Vジャンプブックスゲームシリーズ ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン ダンジョン探検日記(ISBN 4-08-779035-5)
- ENIXベストムックライブラリー ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン 公式ガイドブック(ISBN 4-7575-0118-8)
- ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン 公式パーフェクトガイド(ISBN 4-924978-12-4)
- トルネコの大冒険2アドバンス
- エニックスミニ百科48 ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2アドバンス 不思議のダンジョン 公式ガイドブック(ISBN 4-7575-0605-8)
- ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2アドバンス 不思議のダンジョン 公式パーフェクトガイド(ISBN 4-924978-23-X)
漫画作品[]
- トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン(村上ゆみ子)
- 本作を漫画化したもの。全2巻。
- トルネコの大冒険2 4コママンガ劇場
- 本作を4コマ漫画化したもの。第2巻まで発売。
CD[]
- 「ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン」オリジナル・サウンドトラック(SPEビジュアルワークス、SVWC-7051、2000年1月21日) - PS版のゲーム音源を収録。
外部リンク[]
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