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主人公 (ドラゴンクエストV)[注 1]は、ドラゴンクエストV 天空の花嫁のキャラクター。

人物解説 編集

グランバニアパパスと元エルヘブン民である王妃マーサの間に生まれた一人息子。歴代で初の魔物を仲間にできる主人公である。主人公としては『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』以来の2人目の王子である。登場時6歳とシリーズ史上最年少。長い黒髪を後ろで結い紫のターバンを巻いている。青年になるとを持ち、中東の羊飼いのような服装をしている。本来なら正当な王位継承者だが、彼自身にそのことを伝えられないまま父と幼い頃から世界中を旅している。幼年時代はあどけなさが残る少年で、よく「優しい、不思議な瞳の持ち主」と言われる。幼少時は字が読めない[注 2]が、奴隷時に教育を受けていたらしく青年時代では読めるようになる。
ある事件で父と死別し、自身は奴隷生活を10年間強いられる。そこから脱走し、青年時代は所々で出会う女性から「素敵な人」と呼ばれる程の美青年になる。また母の不思議な力を受け継いでいるため、魔物の邪心を振り払い改心させる能力があり多くの魔物を仲間にすることができる。亡き父の遺言から旅の目的を知り、父が残した天空の剣を装備しようとしたが体が鉛のように動かなくなり、父と同じく装備できなかった。幾多の人物との出会いや別れを繰り返し、やがて結婚、そして子供が生まれ一緒に旅をすることに。家族を持った彼は父が果たせなかった探し物を求め、更に邪悪な魔の手を食い止めるため旅をする。
シリーズ史上初めてバギ系の攻撃呪文を習得する。勇者専用攻撃呪文のデイン系を覚えない「勇者ではない主人公」という特徴が前面に押し出されている。ホイミザオラルなどの回復・蘇生呪文やスカラマホキテなどの補助呪文、インパスルーラなどのフィールド呪文や謎の呪文パルプンテも習得でき攻撃力も高い万能タイプ。彼のルーラとパルプンテの呪文はレベルでは覚えず、ルラフェンに住むベネットから授かる[注 3]。装備できる武具は多くブーメランなど扱え、重量があるも装備可能。天空武具より強力な主人公専用武具も存在する。
肩書きはストーリーの進行に応じて〔パパスの息子〕→〔神殿のドレイ〕→〔逃げたドレイ〕→〔さすらいの旅人〕→〔モンスター使い〕→〔グランバニア王〕→〔勇者の父親〕と変わる[注 4]
基本的にドラクエの主人公は話さないが、本作では主人公が話す場面がある。幼年時代と青年時代後半に1回ずつ話す[注 5][注 6]
ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートSpecial』(以下『いただきストリートSpecial』)や『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII』(以下『モンスターバトルロードII』)にも登場しており、後者では「伝説の魔物使い」の呼称で登場。また『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』(以下『IX』)では服装が装備品として登場する。

脚注 編集

  1. スタート時に自由に名前をつけられる。SFC版およびリメイク版の説明書や公式ガイドブックでは、図版に使用されたスクリーンショットで入力された名前は前者が「エニクス」、後者が「アベル」と記載されている。小説版およびCDシアターでの名前は「リュカ」(王族としての本名は「リュケイロム・エル・ケル・グランバニア」)。また、オープニングではパパスが「トンヌラ」と名付けようとする(名前を「トンヌラ」にした場合はSFC版では「サトチー」、リメイク版では「アベル」)そして「レミ」「ユウコ」(ひらがな・カタカナ不問)などにするとパパスが「男の子なのに女の子みたいな名前だな」と言う。
  2. ビアンカやベラなど、字の読める仲間がいる場合は読んでもらえる。リメイク版では字は読めないが、内容は表示される。
  3. 公式ガイドブックの取得呪文のレベル欄には「?」と表示。
  4. 〔パパスの息子〕から変わるタイミングは「前半開始」→「大神殿脱走」→「ヘンリー離脱」→「前半でキラーパンサー仲間」→「王即位」→「息子が天空の兜入手」となる。〔モンスター使い〕と〔勇者の父親〕は回避可能。
  5. どちらもサンタローズ村でのゴールドオーブ関連イベントで主人公同士の会話のみ。ただし話しかけた主人公は話さない。
  6. 青年時代前半でも数回あるが、その時は「……」と無言になる。