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ビアンカ (Bianca Whitaker)は、ドラゴンクエストV 天空の花嫁のキャラクター。

人物解説[]

主人公の幼馴染で2つ年上の金髪に青い瞳が特徴の少女。髪型は幼年時代は両方に三つ編み、青年時代は右肩に三つ編みとなる。アルカパの宿屋を営むダンカン夫婦の娘とされているが、実子ではなく彼女にも告げられていない[注 1]。なので自身が勇者の子孫だと知ると「うちの両親は天空人って感じはしないし…」と不思議がるセリフを言う。作中では8歳の頃にまだ6歳だった主人公と出会うが、設定ではその前からの付き合いがある。主人公が彼女を覚えているかはプレイヤーの選択次第となる。パパスの事は「パパスおじさま」と呼んでいる。おてんばで彼に対しお姉さんぶろうとして頑張っているが、基本的には気さくな性格であり、それは大人になってからも変わらない。幼年時代にいじめられていたベビーパンサーを助けるため、主人公とお化け退治をする。無事助けて主人公たちとまたの再会を約束し別れる。この冒険を青年時代に「本当は暗い場所もお化けも苦手で、怖くて泣きそうだった」と語っている。また主人公に「私より小さいのに守ってくれてとても嬉しかった」とも語り、冒険は怖かったがとても心に残っている様子がうかがえる。
主人公と別れて3年後(買った夫婦が7年前に購入と語る)父の療養のため宿屋を売り家族で山奥の村へ移り住む。そして育ての母を病気で早く亡くした。母親を亡くした寂しさは顔に出さなかった。父が病弱のため、料理が得意で主人公と再開後も料理を振る舞う(ただしオラクルベリーで料理が苦手とも)。父の代わりに村周辺を歩き回り、そのことをサラボナの戦士が「勇気ある女性」と褒め称えた。そしてすっかり美しい女性へと成長し、主人公と再会する。彼から母や勇者のこと、そして結婚を考えていることを知り、主人公の力になりたいと指輪探しに同行。しっかり者のお姉さんのようでいて、時折少女時代の無邪気な面影を覗かせたりする。はじめは母の逝去や滅んだサンタローズに赴いたことを話していたが、指輪を見つけると彼に想いを伝えたかったができなかった。冒険後は言葉が詰まり、複雑な思いを抱きながらルドマン邸まで指輪を渡しに同行したが、その結果フローラと共に花嫁候補者に。突然の話で戸惑いを隠せず、プロポーズ前夜の会話では複雑な思いを見せ、彼の幸せを願い身を引こうとする。しかし花嫁に選ばれ教会へエスコートされる時、彼に「ずっと大好きだった」と告白する。結婚後は対等な夫婦となるが、姉さん女房なので幼い頃を彷彿させるお姉さんぶるしぐさをする場面もある。年上とあって主人公を幼年・青年時代問わず、子供たちの前でも名前で呼ぶ。また石化されその呪いが解かれるまで2年かかるので主人公と同年齢になるが、セリフを聞くと姉さん女房らしさは変わっていない。また、母親の立場から子供たちに関するセリフも多くなる。
他の人物の会話に入ってくる場面(その人物が話した後に彼女が話す)が多いのも特徴である。具体例として息子には叱ったり娘にはなだめたりする。また「うふふ」と優しく微笑むしぐさも多い。堅実に生きてきた分お金に心配性な所があり、とあるのれんを買うとあきれるセリフを言う。
花嫁に選ばれなくても結婚式の準備を手伝ってくれる。その後は山奥の村で独身のままダンカンと暮らす。それでもまだ彼に好意はあるようである。年を重ねてもその美しさは変わらずに、フローラやデボラの息子に一目惚れをされてしまったりする。
覚える呪文はメラ系ギラ系ザラキの攻撃呪文とルカナンマヌーサなどの補助呪文やフィールド呪文トラマナを覚える。補助呪文は女の子とかぶっているものもある。女の子と比べると全体攻撃呪文は無いがメラゾーマは単体の敵に重宝する。メラギラの2つの呪文は花嫁候補3人の中では彼女しか覚えない。後述するフローラとデボラもほぼ同じ呪文を覚える。武具は女の子とほぼ同じものを装備できるが、彼女はいかずちの杖シルクのヴェールエッチな下着も装備できる。盾はうろこの盾までしか装備できない。花嫁候補3人の中で唯一メタルキングヘルムビアンカのリボンを装備可能。フローラとの能力値の比較ではちからで勝り、身の守りで劣るほかはほぼ同等である。
なお、パッケージや公式ガイドブック等に描かれている男の子と女の子は彼女と同じ金髪である。
いただきストリートSpecial』や『モンスターバトルロードII』にも登場しており、後者では「天空の花嫁 ビアンカ」の呼称で登場。

脚注[]

  1. エンディングの山奥の村で口走ってしまう人物がいるが、本人は気にしていない。
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